主な事実発見
(1).「仕事特性」に関する主な事実発見
1. 他社・他者との関係性の強さが労働時間を長くする
2. 自らの業務目標の明確さや進め方の裁量度の高さが労働時間を短くする
3. 上司が残業を当然と考えていると労働時間が長くなる
4. 上司が個々の部下の業務負担等を考慮していないと労働時間が長くなる
(2).「個人特性」に関する主な事実発見
1. 自らの仕事や役割に対する目標設定の高さ(まじめさ)が労働時間を長くする
2. 自らの仕事の出来に関して自己評価が高いと労働時間が長い
3. 仕事志向が強いほど労働時間が長い
(3).「管理職特性」に関する主な事実発見
1. 出退勤時間の表面的な柔軟性は労働時間の長さに影響しない
2. プレーの度合いが高いほど労働時間が長い
3. 部下の人数が多いほど労働時間が長い
4. 指導が必要な部下が多いほど労働時間が長い
(4).長時間労働対策
「ノー残業デー」「長時間労働の者やその上司への注意・助言」「退勤時刻の際の終業の呼びかけ・強制消灯」が労働時間を短くする(「IDカード等による労働時間の管理・把握」「自分の労働時間が簡単にわかる仕組み」「定期健診以外での長時間労働やストレスに関するカウンセリング」は影響しなかった)。つまり、長時間労働対策の中でも真に有効な対策は、長時間労働そのものに直接的に働きかける方法である。
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